アトピー取材・研究ブログ

アトピー治療の体験を取材しています!!

24歳 1994年生まれ 女性 薬学部出身

どうもハルです。

ようやく初めて取材することができました。

取材する中、悩みなども聞くことができ、本当に為になる時間でした

今日は24歳女性の方で、見た目にはアトピー かわかりづらく比較的軽度アトピーの方に話を聞くことができました。

脱ステなどはしておらず、標準治療をされている方です。

 

 

 

2019年2月22日現在

年齢

24歳(1994年生まれ)

アトピー

0歳からアトピー

小学校入学前が一番酷く、寝ている時に掻いてしまい、辛かった。

現在:季節の変わり目に酷くなる。

TARC値(健常者450未満)

591

下の表から軽症患者であることがわかります。

アトピー性皮膚炎の重症度の目安
小児
(2歳以上)
760未満 軽症
760以上 中等症以上
成人 700未満 軽症
700以上 中等症以上

参考

http://www.srl.info/srlinfo/srlnews/2008/2008-14.html

 

IgE(RIST)健常者170以下

261

アレルギーの有無

検査ではスギアレルギーと出たがスギ花粉症はない

花粉の時期に痒くなる意識もなし。

アレルギー陽性でも花粉症は無い方はいるんですね!

現在の症状

睡眠時間が少ない時、首、肘の裏が荒れて乾燥する。

赤みがカサブタになる。

季節の変わり目は口の周りが乾燥。

また、保湿をサボった時も少し悪化。

冬、夏も少し悪化する。

夏は赤みが強い。

ステロイド使用歴

昔から酷い時に少し塗っていた。

現在:季節の変わり目は週に一度ぐらい、肘の裏、首、にアンテベート(上から二番目クラス)顔にキンダベート(上から四番目クラス)を塗っている。

食事

しそが良いと母にしそ入りジュースを良く作ってもらっていた。

現在は特になし。

住んでいるところ

2歳まで奈良県、その後はずっと大阪。

家族

父:少し乾燥肌(アトピー ??)

母:なし

本人

妹:本人(姉)と同じぐらいのアトピー目の上が腫れて辛そうな時がある。アレルギーは無い。

運動歴

中学:運動部(室内)

高校:運動部(屋外、走ったりはない)

大学:運動部(室内)

現在:走るのが好きで偶に走る。

職業

薬学部学生

アルバイト:ホテルブライダル

仕事で困る事

特になし。

 日常の嫌な事

ステロイドを塗っていた、肘の裏、首が黒くなった気がするのが嫌。

首の赤みがカサブタになった時、キスマみたいと言ってくる人がいた。

皮膚が黒くなることは医学で否定されています。しかし、患者さんの体感から黒くなったと認識があります。

キスマみたいと言う人がいるのは良く無いですね。相手の気持ちを考えてか言って欲しいです。

化粧品

自分に合う化粧品を色々試した。

  • 肌にあった化粧品 

ミノンの化粧水、乳液、ジェルパック

ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローション I しっとりタイプ_画像1

「ミノン乳液」の画像検索結果

「ミノン ジェルパック」の画像検索結果

 資生堂のDプログラム

資生堂Dプログラムは敏感肌の人向けに考えられた低刺激製品のようです。

こちらは化粧品からメイク落とし、ベースメイク、洗顔と種類が多いです。

女性にはおなじみなのでしょうか。

↓↓ここから商品説明に飛べます。

www.shiseido.co.jp

 

  • 肌に合わなかったもの

キールズ化粧水

「キールズ化粧水 」の画像検索結果

 

こちらは合わなっかたようです。

 

薬学部目線でのアトピー 

薬学部では、アトピー 以外のステロイド薬の話は授業で詳しく出てきたそうですが、アトピー に関する事はほとんど出てきて無いようです。アトピー が死に直結しない病気であるため、アトピー のことはあまり授業に出てこないのでは?と仰っていました。

国家試験でもあまり出ないので詳しく勉強しないようです。

 

また、以前病院に通っていた際、前から使っていたアンテベート(上から二番目クラス)がよく効いたので貰いたかったそうですが、あまり酷いアトピー じゃ無いからと言って一本しか貰えなかったそうです。

その際アンテベートは強い薬であるから多くは出せないなど詳しい説明がなかったそうです。

薬学部だからある程度知識があって良かったものの、知識がなかったら説明なしでは全然わからない。と説明の少なさを指摘されていました。

 

このように説明が少ない医師は少なからずいるのでは無いでしょうか?

 

新薬云々の前に薬学の授業でしっかりアトピー薬のステロイドのことを授業で行うようにする。患者への薬の説明をしっかりするように指導する

またはステロイド処方患者にはステロイドの使い方をわかりやすくまとめた物の配布を義務化する事などで感染症患者さんがステロイドを塗ってしまうなど医療ミスが起きるのも少なくなるのでは無いでしょうか?

そのように対策を十分にしないで「ステロイド忌避する患者さんは間違った情報を信じてしまう」などと言うのはおかしいのでは無いでしょうか?

医療関係者全員にステロイドの認識の甘さがある為、しっかりした治療が行われず、脱ステなど行う人が増えるのでは無いでしょうか???

 

私はアトピーに脱ステが必要か、本当に危ない薬かは分かりませんが、やはり怖い気持ちがあります。でもステロイド皮膚症などは無いにも関わらず、脱ステしてしまう人はいると思います

 

だから医師側はもっとコミュニケーションも大事にするべきであり、またもミュニケーションも大事にする医師に、みんな見てもらいたいです。

脱ステ、ステ使用関わらず、患者に寄り添う治療を行なって欲しいです。

 

感想

薬学部生と言う事で、本当に貴重な話を聞くことができました。

化粧品等も有名なものですが、私はあまり気にしていなかったので、実際アトピー患者さんが使っている物を知ることができてよかったと思います。

 

今日はいい記事を書くことができました。これは積極的に話をしてくださったおかげです。取材を受けてくださり本当にありがとうございました。